第十一話 — 鼻利き
夫は留守中に妻が隣家の男を招いてご馳走することに気づき、外出したふりをして厩の梁に隠れ、二人が餅を搗く様子を長い棒でつついて喧嘩させる。町から帰った体で「鼻利き」を習ったと偽り、隠された小豆餅や酒を鼻で言い当てて評判となり、長者の娘の病気治しを頼まれる。妻と示し合わせた合図の火で参上し、青麻権現のお告げにより屋根の青大将と床下の蟇が病の元と見抜いて娘を治し、褒美の金を得る。
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